市指定無形民俗文化財「川原大神楽(かわらだいかぐら)」の収録ビデオと調査報告書が完成しました。
このたび、鹿角市教育委員会では「無形民俗文化財記録作成事業」として、市の無形民俗文化財に指定されている「川原大神楽(かわらだいかぐら)」と「川原万歳」の調査を行い、映像の記録として収録ビデオを、また文書の記録として調査報告書を作成しました。
無形民俗文化財記録作成事業は、私たちのたいせつな文化遺産である民俗芸能や年中行事を後世に正しく継承することを目的に、平成14年度から開始した事業です。対象は市指定の無形民俗文化財で、調査期間は1年間です。 | |
| 初年度となる平成14年度は、「川原大神楽」の調査を行いました。「川原大神楽」は十和田毛馬内川原地区に伝わる芸能で、江戸時代初期より受け継がれてきているといわれています。毎年月山神社の祭典のときには、神輿渡御の先祓いをつとめ(昔は後祓い)毛馬内の各戸を舞いながら祓い清めます。
また、神楽奉納の後には万歳が披露されます。太夫と才三の掛け合いが面白おかしく演じられるこの芸能は、この辺ではあまり見られない貴重なものです。 |
今回、保存会や祭典関係者などの協力を得て、大変すばらしい記録が完成しました。 映像記録は、準備から奉納〜町内巡行にいたるまで、祭典と芸能の流れを全て収録した120分の「総集編」と、ダイジェスト版である30分の「短縮編」の2本を作成しました。また調査報告書には、芸能の由来・祭典次第とのかかわり・舞の舞い方・万歳のセリフ・囃子の楽譜など、現在伝承されている芸能の詳細を可能な限り掲載しました。 | |
当教育委員会では、この記録が「川原大神楽」「川原万歳」の保存伝承のために活用されることはもちろん、地域における社会教育や学校教育などの場でも大いに活用していただきたいと考えています。
本記録のご利用を希望される方(個人・団体)は、貸出いたしますのでお問い合わせください。
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