天然記念物
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国指定天然記念物 指定日 昭和6年7月31日 所在地 県北地方 管理者 秋田県 |
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秋田犬は、北方系日本犬の最大種で、肩高約70cm、体重約50kgにも達する大型犬である。
耳はやや小さく直立、太い首筋に大きな頭、前胸が発達して腹は適度にしまり、四肢は太く力強く、尾は太く巻く等の特徴をもつ。毛色は白・黒・ごま・虎・斑がある。
体格たくましく堂々たる風格があり、また、温和で持久力に富み、馴致性に優れていて、古来より猟犬・番犬として飼育され、多くの名犬が出現した。中でも下草木の左多六伝説のシロ(老犬さま)や忠犬ハチ公の話は有名で、飼い主に従順で忠実な秋田犬の姿は、多くの人々に深い感銘を与えた。なお、ハチ公の母犬は下草木の産であるという。
鹿角市、大館市が飼育の中心であるが、近年は全国的に愛好者が増えてきている。
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国指定天然記念物 指定日 昭和12年12月21日 所在地 県北地方 管理者 秋田県 |
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高知の東天紅、新潟の唐丸とともに日本三長鳴鶏と称される。鹿角が原産地とされるが、現在秋田、岩手、青森の各県で広く飼育されている。
古くからの地鶏に軍鶏などを交配して作出されたといわれ、体重は雄約5.0kg、雌約3.5〜4.5kg、三枚冠、赤色短小の耳朶、黄色の嘴と脚等が特徴である。雄では咽喉部が袋状に垂れ、頸部は長大で肩幅広く、脚は太く長く、頸・腰・尾の羽は豊かで美しい。羽の色は白柏・黒柏・赤柏等があるが、白柏系のものが普及している。
その鳴き方は、独特で、初め低音でおごそかに「国光郷王」と歌い出し、長く引きながら張り上げ、やがてしだいに調子をさげて静かに歌い終わるものである。
朗々としたその歌声を躍進する鹿角市のイメージに重ね、昭和57年に「市の鳥」に選定された。また、全日本声良鶏保存会が、その繁殖、保存に努めている。
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県指定天然記念物 指定日 昭和30年1月24日 所在地 十和田大湯字大湯165 所有者 大円寺 |
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うっそうとした杉並木の大円寺参道の中ほどに立つ老樹で、樹高約40m、目通り幹囲約9m、推定樹齢500〜600年(2000年との伝承もある)、ひときわ高くそびえたつ樹容は、堂々としていて、品格優れ、まさに県内第一級の老巨杉である。
寛永20年(1643)に大円寺が毛馬内氏4代範氏とともに毛馬内から移ってくる以前からここにあった巨木で、人々は「寺の門杉」と称して大事にしてきた。その名のように参道をはさんでもう一本あったが、江戸時代の中頃大洪水のため流失したと伝えられる。
そばに、俳人で郷土史家でもあった浅井小魚の句碑が建っている。
秋立つや 大樹の梢 おのずから 小魚
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市指定天然記念物 指定日 昭和52年2月4日 所在地 八幡平字長内56 所有者 個人 |
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シダレカツラは、突然変異によって出現したカツラの一変種で、すべて雄株であり、株数も少なく珍重すべきものといえる。約350年前、早池峰山麓の山林で発見され、乙部村(現盛岡市)の瀧源寺に移植されたものが元木となって各地に植えられた。この元木は天保6年(1835)に伐採されたが、切株から生じたひこばえが生長し、現在、国の天然記念物に指定されている。
このシダレカツラは、明治27・28年頃(1894・95)長内の根本五郎が岩手県八幡平市石神から移したもので、鹿角に入ってきた最初の木であり、これから分株したものが市内数ヵ所に栽植されている。
樹高約19m、目通り幹囲約2.4m、樹齢も110年を越えるが、庭園内の他の樹木に樹勢を阻害されているのは惜しい。
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市指定天然記念物 指定日 昭和52年2月4日 所在地 花輪字新田町11-4 所有者 鹿角市 |
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この2本は、旧花輪高等女学校校門の両脇にあり、昭和5年(1930)新校舎落成記念として植樹されたものである。玉内の岩泉和三郎が前記長内の木から分株して栽植し、それから得た苗木2本を女婿の正次郎が同校に寄贈した。
当時、幹囲3〜4cm程の稚樹であったものが、現在、樹高が左右とも約15m、目通り幹囲も左2.2m、右2.8mに生長し、樹勢も盛んで、立派な大樹となった。
細い糸枝があたかも美女の垂れ髪のように長く垂れ下がって、樹容まことに美しく、名木というにふさわしい。
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市指定天然記念物 指定日 昭和53年2月22日 所在地 八幡平字湯瀬堰根口48 所有者 湯瀬特別財産管理委員会 |
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国道282号線を湯瀬から花輪へ向かって800m程のところにアカマツの大木がある。枝の広がりが東西約20m、南北約19mと、ほぼ円形で、傘を広げたような形から「唐傘松」と呼ばれるようになり、その景観は湯瀬名勝の一つになっている。
幹の高さ4m程のところから上は、短い間隔で太い枝分かれがあり、次々と細かく枝分かれしていくとともに曲がりくねりが伴って、全体としては見事なマンジュウ型になっている。付近のアカマツと比較して、明らかに特異な樹形であるが、成因についてはよくわかっていない。自然が作り上げたすばらしい芸術といえよう。
樹高約8.3m、目通り幹囲約3.5m、推定樹齢260年以上とされる。道路工事の影響で、樹勢の衰えが心配されたが、地元の人々の適切な管理によって勢いを盛り返してきている。
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市指定天然記念物 指定日 昭和58年7月15日 所在地 十和田末広字向平106 所有者 神明社 |
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末広向平(松山)の神明社は、村の鎮守として信仰をあつめてきた。
この社の参道の坂を登りつめたところにある杉の古木で、樹高約35m、目通り幹囲約6.2m、推定樹齢400年(700年という説もあり)、人々は大杉と呼んで親しんできたものである。枝張りも逞しく、樹勢も盛んである。
長嶺毘沙門神社の大公孫樹 1本 |
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市指定天然記念物 指定日 昭和61年1月16日 所在地 八幡平字堂の前 所有者 長嶺自治会 |
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長嶺の毘沙門神社の境内にあって、村の鎮守堂の神木として大事にされてきた。
かつて、小豆沢の吉祥院にも幹囲約10mの大イチョウがあったが、昭和51年に風倒したため、現在鹿角ではこれが最も大きいイチョウである。
樹高約20m、目通り幹囲約5.5m、推定樹齢約400年、樹勢盛んで、地上3m程のところから大小約50個の気根が垂れ下がり、独特な奇観を呈している。気根の長さ10cmから90cm、直径も30cmにも及ぶものもある。
イチョウは雄雌異株で、この木は雄株である。
八幡平神社境内のミズナラ 1本 |
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市指定天然記念物 指定日 昭和61年1月16日 所在地 八幡平字切留平50-2 所有者 八幡平神社 |
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ミズナラは、ブナ科に属し、材に水分を多く含むことから、この名がある。
この木は、樹高約25m、目通り幹囲約5m、推定樹齢約220年(400年という説もあり)の巨木で、枝張りもおよそ30m四方にわたり、樹勢も盛んで、小高い丘に立つ姿は雄大である。
切留平は、古くから狩猟者(マタギ)の拠点であり、また放牧家畜を監視する地元の人々の宿営の地ともなっていたところである。八幡平神社を創建するにあたり、この天然の巨木も適地として選定した要素の一つであったと思われる。
大欠千手観音堂の大ケヤキ 1本 |
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市指定天然記念物 指定日 平成2年3月26日 所在地 十和田末広字沖の平63 所有者 大欠自治会 |
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末広大欠のほぼ中央にある千手観音堂(別名 沖ノ平神社観音社)のすぐ側に立つケヤキの大木で、昔から神木として崇敬されてきた。
樹高約30m、目通り幹囲約5.2m、樹齢も270年以上と推定されるが、幹に腐食部分があり、樹勢の衰えが懸念される。
千手観音堂は享保17年(1732)再建と伝えられ、その境内は村の諸行事の場所として利用されていて、遠方からもはっきり認められるこの大木は、地域のシンボルともなっている。
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 下川原トゲウオ生息地
 イバラトミヨ(メス) |
市指定天然記念物 指定日 昭和52年2月4日 所在地 花輪字赤川 所有者 下川原自治会 |
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トゲウオは、北日本に分布する5〜6cm程の小型の淡水魚で、水草を集めて巣をつくり、オスが卵や稚魚を守るという特異な習性をもっている。
鹿角で生息が認められるのはトゲウオ科トミヨ属のトミヨとイバラトミヨで、背鰭の前部が8〜12本の棘になっており、尻鰭の前に1本、胸鰭の下にも一対の棘がある。
トミヨは体側面にある鱗板(特別な鱗)が連続しているのに対し、イバラトミヨの鱗板は前方と尾部にあり、連続していない。
以前は鹿角一円に広く生息し、「トゲジャツコ」と呼ばれ親しまれていたが、現在ではここ下川原生息地を含め、数ヵ所でしかみられなくなった。
この下川原トゲウオ生息地は、面積約280平方メートル、最大深度80cm程の「く」の字形の細長い沼で、沼底が砂礫と軟泥であるため、多量の湧き水がある。トミヨとイバラトミヨが混生しており、全国的にも貴重な場所である。
沼及び周辺の植生は、ヨシが密集しているほか、ミゾソバ・ネコノメソウ・セキショウモ・セリ・クレソン・マコモ・ヤナギスブタなどであり、水面をウキクサが覆っている。
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