多くの人の力が十八駅伝を成功へと導くこれまで十八駅伝には、山田敬蔵氏、御船芳郎氏、宇佐美彰朗氏、宗茂氏、宗猛氏、実井謙二郎氏、ステファン・マヤカ氏、鹿角出身の鎌田俊明氏、高橋健一氏や松宮隆行氏、松宮祐行氏といった有名なランナーが出場しています。高橋尚子選手を育てたことで有名な小出義雄監督が第1区を走ったこともあります。猛暑の中、見えない遠くから聞こえる「イッチニィ、イッチニィ」の掛け声は十八駅伝ならではです。 十八駅伝は、皆さんの暖かい声援と汗の輝きに支えられてきました。競技をまとめる鹿角陸上競技協会や、疲労困ぱいの選手たちを中継所で迎える婦人会、チームを温かくもてなす旅館、沿道に出て声援を送る多くの市民。今大会も選手だけではなく、たくさんの人たちによって成功へと導かれます。今年も皆さんの熱い声援をお願いします。 駅伝の中には必ずドラマがあって、感銘や感激、さらには失望も与えます。5人抜きしたすごい選手が出てきたり、疲労により立ち止まりながらも、一歩一歩歩き出したり。日本人はこうしたことを好んで、そして応援したくなるんです。 十八駅伝をつくった先輩たちは、鹿角の人と一緒になって、血のにじむような努力を重ねてきました。昔は皆が教育者であって、若い人に苦労をさせて良い人材を育てよう、そして、世界に挑める選手を育てようと、こうした駅伝大会を始めました。この手作りの十八駅伝を走ったランナーたちが、現在の実業団や大学の素晴らしい指導者になり、強い選手を育てています。このような伝統ある姿を残している十八駅伝が、私が関わっている大会の中でも、一番嬉しく感じています。役員の方や婦人会の方の一生懸命な姿、汗に心がこもっています。 |