【平成21年7月2日】歩きたばこの禁止等について

・観光地である鹿角市で歩きたばこを禁止にしないことは大問題だと思います。歩きたばこの禁止条例をお願いします。
・人口増加のために15歳以下の医療費無料をお願いします。
・生活道路をたくさん作ってもらいたいです。久保田地区や茜町地区は道路が行き止まりのところが多いですので、通り抜けられる道路を作ってください。また、尾去沢地区へ行く道路も作ってほしいです。
【注意事項】
手紙の内容、回答は要約してあります。
個人を中傷するような内容等は掲載しておりません。

・本市では、路上喫煙禁止にかかわる条例は制定されていませんが、秋田県空き缶等の散乱の防止に関する条例(ポイ捨て禁止条例)では、空き缶、空き瓶、たばこの吸殻等のポイ捨てを禁じる条文を定め、2万円以下の罰則が設けられています。
喫煙者が携帯灰皿を持参し、吸殻を持ち帰り、環境を乱さないことは、喫煙者自らのモラルにかかわる問題であり、市民として当然守らなければならないことだと認識しております。
このことから、喫煙者のマナー及び、市民全体の環境美化意識の向上に向けて、広報等により啓発に努めてまいります。
・本市では、少子化対策の一環として、「子育てしやすい環境づくり」に重点的に取り組んでおり、こうした取り組みの相乗効果により、出生率の向上につながるものと期待しております。
現在、進めております子育て支援策の主なものは、「保育施設の充実」で、共働き夫婦が安心して働けるように0歳児からの受け入れ体制充実を図っております。また、「放課後児童クラブの設置」も行っております。少子化対策としては、認可保育園の保育料の約20パーセントの軽減、子育て支援センターの充実を図り、サークル、イベント参加時に利用した託児サービスへの助成。さらに、福祉医療制度として、就学前の乳幼児に対して医療費の全額又は一部助成を行っております。ご提案の 15歳以下の医療費の無料化は、この福祉医療制度を拡充する貴重なご提案であり、子育て支援策の様々な方策の一つとして参考とさせていただきたいと思います。
今後とも皆様のご意見を伺いながら、地域の実情にあった子育てしやすい環境づくりを積極的に進めてまいります。
・道路には国や県及び市が整備を行う公道と民間の開発業者等が整備を行う位置指定道路と呼ばれる私道がございます。
市道の整備にあたりましては、通り抜け道路を基本として整備を進めておりますが、一部行き止まりになっている路線につきましては、今後地権者との協議が整い次第、随時解消に努めてまいります。
一方、久保田地区や茜町地区は以前から宅地開発が盛んな地域でありますが、住宅建築の際は道路に接していることが絶対条件であることから、開発業者による道路整備が必要となります。
そのため、開発業者は県の認定の基に位置指定道路と呼ばれる私道を整備いたしますが、建築基準法の要件に合致している場合は必ずしもその形状が通り抜けの形状になるとは限りません。
一定面積以下の小規模な開発については、開発業者の判断と責任の基に整備が進められます。
位置指定道路については、財産上の理由と開発促進の観点から、一方的に規制を行うことはできませんが、開発業者側から事前に相談を受けた際には道路整備の手法等について助言を行っております。
一方、久保田地区から尾去沢方面へのアクセス道路については、現在、市では久保田橋の架け替え工事と米代川堤防線の拡幅工事を年次計画により進めてきております。堤防線については今年度、久保田橋につきましては来年度の完成を見込んでおりますが、本工事の完成に伴い、久保田地区、市役所、松山地区から尾去沢方面への時間短縮が図れるものと判断しております。
道路整備には長い年月と多くの費用を要しますが、市民の皆様のご協力を仰ぎながら、より良い道路環境の整備に向けて努力してまいります。
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