天然記念物全日本声良鶏大会のお知らせ※令和5年度謡合大会は終了しました。
市の鳥である「声良鶏(こえよしどり)」が市内外より一堂に集まり競う大会が年2回(春・秋)開催されています。
春に行う大会は特徴ある謡声(うたごえ)を競います。
どなた様でもご観覧できますので、この機会にぜひお越しください。
第78回天然記念物全日本声良鶏謡合大会
日にち:令和5年6月4日(日曜日)
時 間:午前9時30分より
会 場:かなやまアリーナ(住所:鹿角市尾去沢字軽井沢47番地28)
第78回謡合大会ポスター (PDFファイル: 586.5KB)
謡合大会とは?
声良鶏は長鳴きの鶏です。長いものでは20秒に達する独特な鳴き方で、初めは低音でおごそかに謡いだし(「国光郷王」とも聞こえます)、長く引きながら張り上げ、しだいに調子を下げ静かに謡い終わります。
この謡い方をどの鶏がおごそかに抑揚をもち謡うかを競います。毎年春に行う大会です。
第78回天然記念物全日本声良鶏羽色体形大会※開催予定です。
日にち:令和5年10月29日(日曜日)
時 間:午前10時30分より
会 場:かなやまアリーナ(住所:鹿角市尾去沢字軽井沢47番地28)
羽色体形大会とは?
声良鶏の羽の色や体形などの容姿を競います。毎年秋に行う大会です。
声良鶏とは?
声良鶏はニワトリの一種で、昭和12年に国天然記念物に指定されました。
軍鶏(しゃも)のような体型と低音での長鳴きが特徴で、東天紅(とうてんこう・高知)、唐丸(とうまる・新潟)と並んで、日本三大長鳴鶏に数えられます。
現在は、秋田県、青森県、岩手県を中心に飼育されます。
鹿角市内では、昭和12年(1935)に鹿角声良鶏保存会が組織され、品評会や競技会が行われるようになりました。昭和27年には花輪出身の芸術家相川善一郎により銅像が製作され、現在は鹿角市歴史民俗資料館に設置されています。また、昭和57年に「市の鳥」に選定されています。
保存会では毎年春と秋に大会(謡合大会、羽色体形大会)を開催しています。
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更新日:2022年11月01日