更新日:2023年06月29日

帯状疱疹ワクチンの費用助成

任意の予防接種である帯状疱疹ワクチンの接種費用を令和5年7月1日から助成します!!

帯状疱疹とは

子どもの頃に水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)に初めて感染すると、水痘(水ぼうそう)になります。この感染によって水痘・帯状疱疹ウイルスが後根神経節という部分に潜伏感染します。加齢やストレス、疲労などにより免疫力が低下すると、水痘・帯状疱疹ウイルスが活性化し帯状疱疹を引き起こします。

特に50歳以上になると発症頻度が高まり、70歳以上でさらに高くなります。

帯状疱疹は多くの場合、ピリピリするような痛みを伴う皮疹が出現し、帯状疱疹後神経痛(PHN)という強い痛みが続く場合もあります。帯状疱疹後神経痛には根本的な治療方法がなく、数か月、ときには何年も強い痛みが残ってしまうことがあります。それだけでなく、帯状疱疹は心筋梗塞や脳卒中のリスクを増加させることも知られています。

帯状疱疹(水痘)ワクチンについて

帯状疱疹ワクチンは帯状疱疹の発症率を低下させ、重症化を予防します。また、帯状帯状疱疹後神経痛(PHN)の発症を抑えることができます。

 

帯状疱疹の予防には2種類のワクチンが使用されています。

〇生ワクチン(ビケン):皮下注射で1回接種、発症予防効果50~70%程度、費用約1万円/回

〇不活化ワクチン(シングリックス):筋肉注射2回接種※、発症予防効果96%以上、費用約2万4千円/回
※2か月間隔での2回接種が推奨されています。

発症予防効果や接種費用が異なるため、どちらを接種するかご自身で決めてから医療機関に予約をしましょう。

 

詳しくは帯状疱疹(水痘)ワクチン接種を受けるにあたっての説明(PDFファイル:253.4KB)ご覧ください。

対象者

鹿角市に住所を有し、接種日において50歳以上の方

助成金額

〇生ワクチン
5,000円/回 上限1回

〇不活化ワクチン
10,000円/回 上限2回

あらかじめ医療機関から上記助成金額を差し引いた金額が請求されます。

※接種費用は医療機関によって異なりますので、予約時にご確認ください。

接種の流れ

1.接種する実施医療機関を決め、予約する。

2.予診票を記入し、帯状疱疹ワクチンを接種する。

3.接種費用(自己負担金)を医療機関に支払う。

 

【持ち物】

健康保険証、自己負担金、予診票(実施医療機関または福祉保健センターに設置しています。)

実施医療機関

接種を希望する場合は、事前に予約が必要です。

帯状疱疹ワクチン市内実施医療機関

上記市内医療機関のほか、小坂町・大館市の医療機関でも接種することが可能です。
帯状疱疹ワクチン市外実施医療機関(PDFファイル:177KB)でご確認ください。

*かかりつけ以外の医療機関で接種を希望する場合は、接種前にかかりつけ医に確認のうえ受診してください。

令和5年4月~6月に接種した方も助成が受けられます

令和5年4月~6月に自費で帯状疱疹ワクチン接種をした方は申請していただくことで、費用の一部を助成します。

【申請方法】

下記の書類をそろえ、すこやか子育て課の窓口に申請します。

(1)帯状疱疹ワクチン接種費用助成金交付申請書(PDFファイル:100.4KB)

(2)予防接種を実施した医療機関の領収書の写し

(3)帯状疱疹または水痘ワクチンの接種記録が確認できるもの(ワクチン名の記載がある明細書、予診票の写しなど)

(4)請求書(PDFファイル:71.4KB)

【申請期間】

令和6年3月31日まで

 

*実施医療機関以外での接種でも申請することが可能です。

*申請の際は、ハンコと振込先のわかるもの(通帳など)をお持ちください。

不明点や詳細については、下記までお問い合わせください。

この記事に関するお問い合わせ先
すこやか子育て課 健康づくり班(福祉保健センター内)

〒018-5201 秋田県鹿角市花輪字下花輪50番地
電話:0186-30-0119 ファックス:0186-30-1257
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