鹿角市2030ゼロ・カーボンシティ宣言
「ゼロカーボンシティ」を表明
~美しいふるさと・鹿角を次世代に継承できるように~
本市は令和4年3月14日にゼロ・カーボンシティ宣言を表明いたしました。
近年、地球温暖化が原因とみられる気候変動の影響により深刻な自然災害が頻発しており、世界的に地球温暖化の主因となる二酸化炭素等の温室効果ガスの削減が求められております。
本市は豊富な森林資源や電力自給率が300%を超える再生可能エネルギーを有しており、子どもから高齢者まであらゆる世代が豊かさと将来への希望を実感しながら、美しいふるさと・鹿角を次世代に承継できるよう、市民や事業者が一体となり全国に先駆けて2030年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「ゼロ・カーボンシティ」の実現を目指すことを宣言しました。
ゼロカーボンシティとは
環境省では、2050年に二酸化炭素(CO2)排出量を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らまたは地方自治体として公表された地方自治体を「ゼロカーボンシティ」としています。
環境省ホームページ「地方公共団体における2050年二酸化炭素排出実質ゼロ表明の状況」 (外部サイトへ移動します)
鹿角市のカーボンニュートラルの可能性について
環境省が公表している「自治体排出量カルテ」より、平成29年度における本市のCO2排出量は約25万トンありました。
本市にある地域電力小売会社「株式会社かづのパワー」を活用し、地域の再生可能エネルギー由来の電気の供給を進めます。
市内で使用する電気をすべて再エネ電気に切り替えると、約8.8万トンの削減となります。
さらに森林等によるCO2吸収量は約13.4万トンと見込まれております。
削減が必要なCO2の総量は残り約2.8万トンであり、森林の間伐や植樹、省エネ、食品ロスの削減等様々な取り組みによりカーボンニュートラルの達成は実現可能な目標と考えます。
カーボンニュートラルの実現に向けたロードマップについて
カーボンニュートラルの実現に向けたロードマップとなる、鹿角市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)を策定しました。
実行計画は2030年ゼロカーボンシティ実現に向けた具体的な対策を定めたものとなります。
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更新日:2023年03月28日