更新日:2022年04月25日

からめ節金山踊り

令和5年5月14日・15日に開催しました。

からめ節金山踊り(からめぶしかなやまおどり)

山神社祭典での奉納踊りの様子の写真

山神社祭典での奉納踊り

市指定無形民俗文化財

指定日 昭和61年1月16日
所在地 尾去沢字軽井沢
保存団体 尾去沢からめ節保存会

 鹿角地方にはかつて、金や銅を掘っていた大小の鉱山が多数あった。

 からめ節金山踊りは尾去沢鉱山に働いた坑夫や手選婦の仕事の中から生まれた素朴な作業唄と踊りの芸能である。なお、からめとは良い鉱石を細かく打ち砕き、笊で水洗いし、白金(精選した鉱石)を採取する人の手による選鉱作業のことである。この作業は女の仕事であった。

 唄は活気に満ちた鉱山の様子をうたい、踊りは女が槌と笊で選鉱作業の様子を踊る。

 踊りの衣装は、ハンテンを着て、タスキをかけ、モンペを履き、前掛をする。頭には手拭であねさん被りをする。囃子は三味線、小太鼓、鉦からなる。

 毎年5月14日、15日、鉱山の守り神である両社山神社祭典で奉納踊りが行われる。

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