川原大神楽
令和5年7月12日(宵宮)・13日(本祭)に開催しました。

里宮での神楽奉納
川原大神楽(かわらだいかぐら)
市指定無形民俗文化財
指定日 平成3年3月26日
所在地 十和田毛馬内字休堂
保存団体 川原自治会
ディガクラ、獅子踊ともいわれるこの芸能は、明暦3年(1657)に南部家重臣の桜庭光英が毛馬内の館主になったとき、月山神社に奉納演舞したのが始まりと伝えられている。
7月12、13日の月山神社例祭で行われるが、12日の宵宮に里宮(休堂)で奉納され、13日の本祭には御神輿の先祓いを勤め、さらに各戸を舞いながら祓い清め、古町の神明社に奉納される。
神楽舞は、四方固めの舞だけが伝わっている。舞は獅子頭をとる舞い手1人、尻尾とり1人、ジャガ(鉦)1人、お宮(お堂)引き2人で行われる。装束は単衣に下駄履きである。獅子舞をする人は、漆塗りの獅子頭をかぶり、心棒をくわえ、左手に鈴、右手に御幣を持って舞う。楽器としては笛、太鼓、ジャガが用いられる。
獅子舞の後には、川原万歳といわれる太夫と才三による万歳が行われる。
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更新日:2022年07月14日