更新日:2022年11月01日

天然記念物全日本声良鶏大会のお知らせ※令和5年度謡合大会は終了しました。

市の鳥である「声良鶏(こえよしどり)」が市内外より一堂に集まり競う大会が年2回(春・秋)開催されています。

春に行う大会は特徴ある謡声(うたごえ)を競います。

どなた様でもご観覧できますので、この機会にぜひお越しください。

第78回天然記念物全日本声良鶏謡合大会

日にち:令和5年6月4日(日曜日)

時   間:午前9時30分より

会   場:かなやまアリーナ(住所:鹿角市尾去沢字軽井沢47番地28)

謡合大会とは?

声良鶏は長鳴きの鶏です。長いものでは20秒に達する独特な鳴き方で、初めは低音でおごそかに謡いだし(「国光郷王」とも聞こえます)、長く引きながら張り上げ、しだいに調子を下げ静かに謡い終わります。

この謡い方をどの鶏がおごそかに抑揚をもち謡うかを競います。毎年春に行う大会です。

第78回天然記念物全日本声良鶏羽色体形大会※開催予定です。

日にち:令和5年10月29日(日曜日)

時   間:午前10時30分より

会   場:かなやまアリーナ(住所:鹿角市尾去沢字軽井沢47番地28)

羽色体形大会とは?

声良鶏の羽の色や体形などの容姿を競います。毎年秋に行う大会です。

声良鶏とは?

声良鶏はニワトリの一種で、昭和12年に国天然記念物に指定されました。

軍鶏(しゃも)のような体型と低音での長鳴きが特徴で、東天紅(とうてんこう・高知)、唐丸(とうまる・新潟)と並んで、日本三大長鳴鶏に数えられます。

現在は、秋田県、青森県、岩手県を中心に飼育されます。

鹿角市内では、昭和12年(1935)に鹿角声良鶏保存会が組織され、品評会や競技会が行われるようになりました。昭和27年には花輪出身の芸術家相川善一郎により銅像が製作され、現在は鹿角市歴史民俗資料館に設置されています。また、昭和57年に「市の鳥」に選定されています。

保存会では毎年春と秋に大会(謡合大会、羽色体形大会)を開催しています。

この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 生涯学習課 文化財振興班

〒018-5292 秋田県鹿角市花輪字荒田4番地1
電話:0186-30-0294 ファックス:0186-30-1140
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